平成27年度スローガン

「国士無双　～地域のリーダーを目指して～　」

平成27年度　東広島商工会議所青年部　会長　竹下 周作

現在、我々を取り巻く環境は、様々な分野で過渡期を迎えております。少子高齢化による社会保障費の増大、地方における限界集落の対策、地方を含めた債務が1,000兆円を超える財政状況等、例を挙げれば切りがない程、様々な問題を抱えております。政府も地方創生という目標を掲げ、都市への一極集中の是正、若者の就労を増やすという中、我々青年経済人は受け皿になる企業を目指すべく、地域に必要な人財になる必要があります。

その為に、私は今年度のスローガンとして、故事成語の中にある「国士無双」を掲げます。「国士」とはその国の中で最も優れている人物、「無双」は並ぶ者のないという意味を指し、「国士無双」とは「天下に並ぶ者がいないほど大変に優れた者」という意味となります。

東広島商工会議所青年部会員の100名を越える仲間から、自らの強い意志により手を挙げていただいた13名の理事を中心として、一人ひとりが国士を目指し、全員が成長し自社に帰って人財育成をし、地域においては中心となるリーダーになる為、一丸となって邁進します。

しかし、会員総数100名とはいえ、諸手を挙げて喜んでばかりはいられません。会員の出席率を向上させ、そして会員の意識を高める為、人と人とのつながりだけではなく、心と心のつながりを大事にし、真の仲間づくりをしたいと考えております。具体的な目標としまして、出席有無の返答率100％、例会や総会での出席率の前年比5％アップを目指します。

結びに、自己を研鑽し、克己心を持ち、真の友を作り、100名を越える仲間と深い絆を築き、地域に、そして社会に貢献する事を誓いまして、会長所信と致します。