みやじま国際パワートライアスロン大会2018
開催日 2018年7月1日 9:30スタート
競技内容
スイム 2.5km 厳島神社鳥居より瀬戸内海を縦断するワンウェイコース
バイク 55km 中国山地を縦断、高低差約850mのワンウェイコース
ラン 20km 標高900mの山を登って降りる坂道コース
競技カテゴリー
エリートの部
個人の部
リレーの部
6/30㈯ 中国新聞ちゅーぴーパークにて前夜祭、開会式を行った。
朝からの激しい雨も、夕方には止んだが、気温、湿度共に急上昇し蒸し暑さが選手を不快にさせた。それでも選手は開会式、食事など前夜祭の雰囲気を楽しんでいるようだった。
開催当日、天気が心配されたが、雨は降らず、ただ気温が31℃、湿度55%以上と、蒸し暑さが選手を襲った。
スイムスタート 鳥居を背に約600名の選手が一斉に泳ぎだすのは圧巻であった。
ゴールのちゅーぴーパークを目指し2.5kmを泳ぐ。
今年は潮の流れが逆で進みにくく、タイムが伸びず棄権者が多かったが、その中で30分台でゴールしていたトップ選手は流石である。
バイクは登り坂が多く、高低差850m、距離55kmと、過酷なコース設定である。
時速何キロ出ているのか分からないが、見ているこちらが怖くなるほど相当なスピードで滑走していた。
途中自転車を降り押したり休んだりしている選手の表情は相当つらそうだった。
そんな選手を見ると、「気合いだー!がんばれー!」と大きな声で応援してしまう。
最後のランは、開始早々、もみのき森林公園へ続く長い登り坂。
車で応援していたが、よくこんな坂道を走れるなと思うほど、とにかく急な坂道である。長い坂道を登りきったら今度は同じ距離の下り坂が始まる。下り坂は膝に負担がかかり、限界を超えた選手の身体がまるで悲鳴をあげているようだった。
声援も耳に入らないのか、汗だくのゆがんだ表情がトライアスロンの辛さを物語っている。
ゴール地点まで車を走らせ、ゴールテープ横で、カメラを構え応援する。
次々とゴールする選手達。チーム3人でゴールする人、家族で手を繋ぎゆっくりゴールする人、最後の力を振り絞り、デットヒートする人、ゴールしてすぐ倒れ込む人、応援者と大勢でゴールする人、また女性も多数いた。どの選手もやりきった表情で、笑顔をカメラに収めるたびもらい泣きしていた。
選手数名に話を聞く事と、「沿道の沢山の声援がとても励みになった。
しんどく疲れ、止まっていると、がんばれーと大きな声で言ってもらえると、何故が力がわく。
正直、声援が無かったら完走出来なかったかもしれない」などと、
同じような事を言われる選手が沢山いた事にびっくりした。
競技中つらい時、選手には沿道からの応援は聞こえている、励みになっていると感じた時、応援して良かったと心から思った。