2015年度 福山YEG 会長所信

スローガン

「経世済(けいせいさい)民(みん)(世(よ)を経(おさ)め民(たみ)を済(すく)う)」

~青年経済人としての研鑚と貢献~

 

会長 山田 哲矢

 

yamadakaicho昨年は、準備期間も含め一年半ほど日本YEGへ出向して参りました。この度、初めて出向致しまして、北は北海道から南は沖縄まで全国各地で開催される役員会やブロック会長会議、ブロック大会、委員会事業、各単会の周年行事、会員総会などに参加させて頂き、多くの仲間を得ることが出来て本当に有意義で価値のある出向でした。

そうして全国のたくさんのYEG会員と出会い、共に切磋琢磨したわけですが、学んだことや気がついたことなどたくさんあり、その中でも一番大きかったのは福山YEGの素晴らしさに気がついたことです。当然、福山YEGにとって必要なことや、やるべきこと、出来ることにも気づかされました。しかし、それ以上に福山YEGの行動力や団結力、組織力というのは、全国のどこに行っても誇れる素晴らしいものだと確信しております。改めて諸先輩方に感謝致したいと思います。

 

さて、この度のスローガンですが「経世済民」という言葉を選びました。この言葉は中国古典の言葉です。もともと「経済」という言葉はこの「経世済民」という言葉の略で、「世の中をよく治めて人々を苦しみから救うこと」という意味だそうです。この言葉を知ったとき、YEGの綱領や指針にもあるように青年経済人である私達にとってとても相応しい方針・スローガンになるのではないかと思いました。私たちは、この「経世済民」の志を強く持って、青年経済人としての資質の向上・研鑚を図りながら、家族を守り、会社事業を成長・発展させ、地域や国に貢献しなくてはなりません。そのYEGの綱領・指針の実践とスローガンの実現のために具体的方針を三つ挙げさせて頂きました。

まず一つ目が「会員増強・会員育成(YEGスタイルの確立)」です。この度、福山YEGを創立された先輩方が大勢ご卒業されました。そして今後もそれは続きます。そんななか、福山YEGの会勢を維持・向上させるためには会員の増強と育成は不可欠だと思います。二つ目は「他団体・他YEGとの親睦と連携」です。昨年、福山市は備後圏域広域連携モデルの中枢拠点都市に認定され、備後圏6市2町の地域経済の発展に取り組まなくてはなりません。私達福山YEGとして大きなことは出来なくとも、他団体・他YEGとの親睦と連携を通して、少しでも経済交流に繋げ、地域経済の発展に寄与出来ればと考えました。そして三つ目が「YEG会員のビジネスチャンスの創出」です。私達がYEGに入会した目的の一つに自社の事業を発展・成長させるということもあったはずです。皆さんの会社・事業がYEGに入って良くなったと言えるようなYEG活動を目指します。

この三つの方針を確実に実施していく上で今年度は総務委員会、渉外委員会、地域活性化委員会、広報委員会、会員開発委員会、交流委員会、研修委員会、未来創造委員会の8つの委員会を設けて運営したいと思っております。先に述べた福山YEGに必要なこと、やるべきこと、出来ることをこの8つの委員会で網羅出来ればと考えました。

 

親愛なる福山YEGの皆さん、今年度は新しい取り組みが多いので、なにかと戸惑いや不安があるかと思いますが、これからの福山YEGと地元経済の成長・発展を担うんだと思って、何卒ご理解とご協力の程、宜しくお願い致します。みんなで「福山YEGらしさ」を確立致しましょう!