「New Step」
~新しい世界に共に踏み出そう~
平素より、広島県商工会議所青年部連合会の活動に対しまして会員をはじめ、たくさんの諸先輩方、関係各位の皆様のご理解、ご協力を賜り誠にありがとうございます。
広島県商工会議所青年部連合会は今年度で23年目を迎え、9単会843名(令和2年4月時点)もの大きな団体となりました。ご尽力いただいた先輩方々に感謝を申し上げます。
令和2年度はとても大きな変化のあった年になりました。これまでの常識が通用せず、私たちの生活も不安と新たな常識と共に大きく変わりました。仕事においても、インバウンド需要の低下に代表されるように経済も大きなダメージを残しました。これまでの日常が失われ、新たな生活様式が模索された一年となりました。各単会でも当初の事業計画が進まず、各単会の会長をはじめ役員の方、会員もご苦労されたことだと思います。
その中で私たちは再確認できたこともあったのではないでしょうか。一人では考えることにも限界があります。幸いなことに私たちには仲間がいます。お互いが様々な角度から考え、より良くなるよう考えることができたと思います。各単会でも委員会ではメンバー、委員長、役員どうしが一緒に例年よりも深くお互いが知恵を絞った年となったと思います。また、リモート会議に代表されるように新しいスタイルも不完全ながらも模索した結果、より一層会えることの大切さ、仲間の大切さ、すばらしさを再確認できた一年だったように思います。
今年度は県連として、これまで以上にこれから先に起こるかもしれない色々な課題や、問題を協力して対処、備えられるようなより協調性をもった体制を作りたいと思います。そのためにも交流としやすい環境、県連に各単会のメンバーが参加しやすい環境を整えていきたいと思います。
その取り組みとして、委員会を二つ設置し、一つは会の今後の活動を円滑にするための委員会、こちらは各単会の活動や取り組み、今後の県連の方向性を考えて活動する委員会とし、もう一つは会員同士の交流を促進できるために特化した委員会としたいと思います。二つの委員会はどちらも今後の県連、各単会の繋がりと連携を深めることを目的として活動してまいります。
今年度も新たな出会いと、お互いが刺激し合い成長と研鑽のでき自分自身を高め合える県連でありたいと思います。一歩でも前に進んでいく広島県連、地域を支える経済人としての気概を持って、楽しく、誇り高く頑張っていきましょう。
令和3年度 広島県商工会議所青年部連合会 会 長 光村 暢純