廿日市YEG 会長挨拶

この度の東日本大地震は想像をはるかに超える被害を宮城県を中心とする東北地方にもたらし、被災されたすべての地域の皆様にお見舞いを申し上げると共に、全国から約4,000名の登録で盛大に開催された日本YEG全国大会みやぎ仙台大会の運営にご尽力頂いたメンバーが多数、被災されたことに大変心を痛めます。

さて、現代社会においては、長引く不況の中で、大変厳しい状況にあり、我々の地域、事業所におきましても目に見えて感じられることも多々あると思います。
時代は大きく変化し、我々の事業所も、組織も、地域も、社会もそれに合わせて変わろうとしています。
いつの時代も『変えるもの』と『変えてはいけないもの』の選択の繰り返しで、私たちを取り巻く環境が変化していく中で、青年部活動のかたちも時代に適合した形へと進化させる必要があるかもしれません。

そんな中で今年度のスローガンを『和をもって結束、行動へ ~仲間と共に 地域と共に~』とさせて頂きました。
商工会議所青年部は、商工業の発展並びにこの地域の繁栄をめざし活動しています。
厳しい地域経済の中で現状を打開し、新しい未来を創造できるのは、革新的な方法と熱い情熱を持ったエネルギッシュな力ではないかと思います。
地域の繁栄のために行政や民間企業及び親商工会議所を含め諸団体の方々との連携と協働に努め、また、会員自身は更なる研鑽を積み、地域の発展、延いては企業の繁栄を図ろうと願う熱い思いを、一人の力ではなく青年部のチーム力を発揮し、事業活動における連携の中で大きな力となる事を目指していこうと思います。
私が思う『和をもって』とは単に仲良くするという事ではなく、たとえ相手がどんな方であれ受け入れ、認めるとういことであり、和が保たれなければそのチームは力を発揮できないと考えています。
青年部内ではもちろんですが、連携の中においても『和』を意識して、それは『なごみ』『やわらぎ』『たのしむ』こととし、青年部の原点にあります『行動』へうつしていこうと考えています。

廿日市商工会議所青年部 会長 林 賢太郎

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